せんすいぶ!


疾走感のあるOPテーマからご存知の方も多いのではないでしょうか。

【マヴ】と呼ばれるゲームオリジナルの魚雷型潜水艇を駆り、戦水部全国大会決勝を目指して戦うスポコン物語です。

>>公式はこちら

↑主題歌CD。耳が幸せになります。

 

【すとーりー・世界観】

公式にて詳細な世界観の解説があります。ご覧ください。

かつて戦水ジュニア3連覇の伝説的な強さを誇った主人公「浮舟陸」が「男子禁制」の事実を突き付けられ突然の引退に追い込まれ・・・・

「長谷見陸」に改名して弱小戦水部のコーチとなり、ヒロインを全国大会決勝へ導きます。

【シナリオ】

王道スポコン物語ながら、西日本大会決勝戦までのシナリオは丁寧に作られています。までは←

というのも、悪評の原因・このシナリオの癌とでもいうべき存在がぽっと出のラスボス「夢橋瑛子」の存在でしょう。どの個別ルートに進んでも必ず共通のラスボスとしてでてきます。邪魔です。感動が台無しです。「実は私がラスボスでしたー!最強のライバル皐を一撃でポーン」じゃねえよ〇すぞマジで

それはさておきこのゲームは大部分が共通ルートとなっており、真麻の因縁や莉子々の家庭問題の半分は共通ルートで片付けられます。お話としては真麻優遇な流れになっており、個別ルートはそれぞれ短いですが真麻だけ他のヒロインの2倍くらいボリュームがあります。メインシナリオ以外の日常パートの会話にもくすっとくるものがありますが、日常パートのかさ増しを除くとシナリオの分量としてはそこまで多い方ではありません。真麻ルート含めでちょうど良いかなという分量ですので、他3人ルートだとシナリオ量に物足りなくなるかもしれません。逆に長すぎるのがいやーってしとにはちょうどよいかも。

周回はやや面倒ですがクリアした戦闘のスキップ機能・周回引き継ぎもあるので、3ヒロインを攻略して真麻を最後に攻略するのがおすすめです(ネタバレ感が強いため)

真麻ルートはサブキャラのエグイ性格が物語を引っ張っており、非常に引き込まれる良い作りとなっています。スポコンのはずかここまでダウナー系にシフトするのかという驚き。

クソラスボスさん以外は安定したシナリオで、シリアスの演出もうまく、難なく4周楽しめました。

真麻優遇過ぎて普通に全ヒロインを攻略すると真麻好きになってしまうと思います。仕方ないね。

【ゲームシステム】

こちらも公式HPをご覧になった方が分かりやすいです。

公式戦では4on4で行われます。SB(スライミーバレット)と呼ばれる粘液弾を発射して女の子を滑りやすくさせて(耐久力低下)、CB(カンプレスドバレット)と呼ばれる水圧射撃でバランスを崩させて操縦者をマヴから落としていきます。リーダーが落とされたら敗北です。SB射撃で好きなだけ水着にぶっかけられます。が、すぐに粘液は消えてしまいます(一応アップデートでぶっかけ後ポーズ機能が導入されました)。

全裸パッチについてですが、ゲーム中にオンオフの切り替えができるコマンドが欲しかったですね。シリアスなシーンでの全裸笑ってしまうので・・・・

ゲームバランスですがなんとも微妙です。敵の行動が統率取れてなくて無茶苦茶だったり、こちらの一部の必殺技や一部の技が強すぎたり。移動後の攻撃が貧弱なせいで待ち有利になってしまい、パターンが固定化されてしまうのもうーん・・・

あとエンプレススタイル強すぎて完結してしまうのがね・・・

シナリオ内では莉子々のコマンダーとしての能力や芽衣のトリッカーとしての存在が強調されているのですが、結局効率を重視するとメインで使うスタイルが限られてきちゃうんじゃないかなあと。敵陣に突っ込んでゲージ貯めてSBシャワーからのエンプレスチャージでラスボスまで全部瞬殺なので・・・

スタイルの強さに関してシナリオとの乖離が目立ってしまい、やきもきしてしまいます。

せめて移動後も技攻撃可能にするだけでスピーディーでスリリングなバトルが生まれるんですがね。

非常に面白いシステムながら、どこか物足りない感の強いゲーム面となっています。これもう少し工夫すればもっとプレイヤーが集まる良ゲーになったのに。。

・・・ってのがまあエスクードさんのゲームに多々あるというか、まあこれがエスクード流なのかなと割り切る必要があるのかもしれません。

【キャラクター】

・陸

俺TUEEEなキャラでもなく(過去は3連覇の無敵ジュニアですが)ときに情に厚く、嫌味のない、バランスのとれた主人公です。このテの作品で主人公TUEEEだと面白さが一気に半減してしまうので、良い塩梅だと思います。みとや皐に対して中身がバレないかビクビクしながら振舞っていますが、プレイヤーが適度に感情移入しやすい喋りでやってくれています。真価が発揮されるのは真麻ルートです。

・みと

浮舟陸を神格化している天真爛漫女の子。カワイイんですがえっちしーんで痴女化するのがよろしくないしともいるかも。キャラが変わります。

・アリス

絵に描いたような金髪毒舌ツンデレ。声のひとの上手さも相まってとても魅力的なキャラクターに仕上がっています。個別ルートではエンドがいまいち盛り上がらず。もっとこうスピードスターらしさを演出してほしい。

・真麻

独特のノリとテンションが印象に残る、嫌味のない陽気キャラ。個別ルートはプレイしてきた学園モノで1・2の良さかもしれない。ルートを進める前後で印象が変わる良い例。照れ隠し可愛いすぎる。

・莉子々

陸の正妻ポジション。共通で彼女のわだかまりは殆ど解決するため、ルートではパッとしないもののクールに見えて意外と熱いキャラが立っています。声のひと補正もあるかも。

・皐

最強のライバル格にしてラスボスにけちょんけちょんにされる不遇キャラ。みとルートでは彼女の想いを聞くことができます。某さんとのタッグ挿入CGが激熱すぎます。

・蛍子

イカ娘。

・みーくん

水泳部部長。男で戦水に携わろうとする異端な主人公を全力サポートする良いやつ。日常トークを盛り上げるのに一躍買ってくれており、なくてはならない男キャラです。画像は特に深い意味はありません。

(Ⓒescu:de 2013-)

【絵やえちしーん】

抜きゲーとして使えるかは微妙なラインですが安定していると思います。競泳水着へのSBぶっかけが消えてしまうのが本当に残念。テカリが印象的で好みのもの。

【声】

ヒロイン4人ともゆうめいなお方。ところどころの平坦なシナリオも声補正が加わるとやはり強い。安心して聴いていられました。芽衣の声の人もなかなかの熱演で好みのものでしたね。

【音楽】

OPムービー買いしたしとも多いのではないかと思われる、丁寧なムービーの作り。自分もOP買いでした。

ボーカルはヒロインの4声優さんがそのまま歌っているという豪華なもの。編曲はされていると思いますが、声優さんの複数ボーカルでこれより完成度の高いものはここ数年では見つからない気がします。

別売の主題歌CDでは4人それぞれのソロボーカルが聴けるんですが、耳が幸せになるので何度もリピートかけてしまいます(オススメ)

BGMも違和感がなく好みのものでした。

【まとめ】

夢橋瑛子がラスボスという台無しクソシナリオさえ削除すれば素晴らしい良ゲーであったと思います。シミュレーション面もそこそこツボる作りになってますし。周回要素として敵を強くするくらいはしてくれても良かったかも。育ててもいまいち達成感がないのがね・・・・

遊べるエロゲ―メーカーエスクードさんならではのゲームに仕上がってると思います。

蛍子ちゃんファン絶対いるだろうし、皐ちゃんが不遇すぎるのでファンディスク出して欲しいです。情報ないみたいで残念ですね・・・出たら絶対買います。


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ミュルミナ

エルフの森のオークさんです。 シミュレーション系やRPG系を好みます。変身ヒロインモノに目がない。抜きゲーや同人ゲーも好みます。

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