おねいさん(:豚野郎)のおススメ作品をプレイ。性倒錯・寝取られ属性の抜きゲーです。
求められれば股を開くビッチなんて生易しいものではなく、病的なまでの真性のニンフォマニアである真冬のキャラクター性の強さが印象的。
【シナリオ】
「俺は・・・」「生まれて初めて、一人の女を好きになった。その瞬間から、じわじわと心が苦しくなっていった。苦しくなり始めてから、2カ月が過ぎた。」「相手はクラスメイト・・・名前は東雲真冬といった。しののめ・・・まふゆ・・・不思議な雰囲気の名前と感じた。」「俺は・・遠井敦規。とおい・・・あつのり・・。どうでもいい名前だと、昔から感じている。俺は、自分の名前が嫌いだ。」
<チャイムが鳴る。今日も授業が終わった・・>
~二人の会話~
って感じで幕が開くのであまりシナリオや文章力に期待しないほうが良いと思います。しかしヒロインの狂気っぷりは他のエロゲーとは線引かれるものでありましょう。病気です。
冒頭、主人公は告白するも敢え無く撃沈。で、諦めきれず彼女のアパートへ。主人公もストーカー気質で中々キモイです。 そして真冬は交際の条件を突き付けます。
「確かめさせて・・・今からあなたが目の当たりにする『アタシ』を見ても、あなたがアタシを嫌わないでいてくれるなら・・・・絶望しないでいてくれるなら、アタシちゃんとあなたと付き合うから・・・」
隣の部屋に閉じ込められ、隠しカメラを通して彼女が見知らぬ男と情事に浸るのを観察することを強要される。これを幾度も繰り返し、ついには真冬の排泄物にまみれた口付けを受け取ることで漸く真冬に認めてもらえます。しかし、高嶺の花って折ってもうまくいかないものなんですな。主人公は彼女に近づこうとする度壊されていきます。
【ヒロイン・真冬のキャラクター】
交際を重ねていく中で、真冬には主人公への愛があることは確認できます。しかし真冬はえっち中毒であり、主人公が意識を逸らした途端他の男を誘ってえっちに溺れてしまいます。
主人公のことは好き(になる)だし主人公とえっちしていたいが、とにかくえっちが好きなので誰でも誘ってヤッてしまう。それを主人公に咎められ、反省し、改心するかとおもいきやそんなことはない。訪ねてきた主人公に見せびらかすかのようにドアを開けて男とえっちしていたり、と重病です。主人公は真冬の痴態に耐え続けなければなりません。挙句主人公の幼馴染やバイト先のお姉さんを呼びつけ、レイプされるのを観察し悦に浸る、あるいは自分がほかの男とえっちしたのでお前も他の女とヤれ、それをアタシに見せろなどとぶっ壊れています。
ENDのうちの一つも
真冬「妊娠したの」敦規「俺の子だよな!俺、頑張って育てるからさ・・・」
真冬「ごめん、誰の子かわからないの・・・・」
彼氏以外とも関係を続けてましたーってので「おう・・・」となること間違いないでしょう。
別段真冬に心理的な過去のトラウマ設定があるわけでもなく、ただただ昔からえっち中毒で、彼氏と付き合うようになって愛情を感じたからといって病気が治ると思った?残念、治りませんでしたー。というお話です。
敦規も時間とともに壊れていくので面白いです。というかサブヒロインの扱い酷すぎな・・・w
【CG】
真冬のえっちしーんが大半を占めます。和姦少な目、というか彼氏とのえっちしーんはカットされてたりするしね。大半が真冬の呼んだ男にヤラれるしーん。あとは特殊プレイ。
絵師さんは最近では戦極姫を担当していたりアトリエかぐやの姉妹ブランドで活躍している方ですが21世紀初頭の古い塗りなのでちょっと古臭くて好みが分かれるかも。
一応抜きゲーに分類されます。ボリュームはかなり満足できるものでしょう。
【まとめ】
なるほど、こちらの方向に突き抜けるか・・・・という作品で寝取られ属性持ちなら好みなのでは。耐性がないなら色々ショッキングなのでやらないほうが良いと思います。
シナリオは在ってないようなものでひたすらに真冬が狂ってオナニーしたり男呼んだりとやりたい放題、抜けるかというと人を選びますがプレイする価値は大いにあります。パッケージはもう出回ってないですがDL版で安く手に入るので是非。
もうちょっと文章が良ければ名作になりえたのかもしれません。
ミュルミナ
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