この大空に、翼をひろげて


夏ですからね。夏を感じる作品を。

ゆーめー作品ですしちょろっと検索するとなんか賢そうなしとが丁寧に心情分析していたり、ここ島民ERG部にもPULLTOPマイスターがいらっさるので(きっといつか上げてくれると信じて)

今更感あるかな)オークさんの感じた、オークさんなりの感想を述べたいと思います。オークさんこの手の作品あんまりやってないからね・・・長々書くと変な感想になっちゃいそうなので

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いやあ、夏を感じられました(語彙力ないなこのオーク・・・)。

主人公達のご都合主義で話が進みますが、本当に非常に良く作りこまれていると思います。

学園モノ+部活モノという括りで、小細工は無し。天音先輩だけ超人的な存在ですが、学園の枠にはギリギリ収まっているので良いでしょう。

グライダー製作・フライトという馴染みのないお話でありながら、専門知識の無いプレイヤーに逐一わかりやすく説明を交えている点がまず素晴らしい。共通ルートを何周もさせられ、個別ルートでも殆どグライダーに関するお話なので丁寧な説明がなかったら興が削がれていました。小ネタに紙飛行機を持ってくるところが好印象。小鳥ルートのキーワードでもあります。

そして季節設定。前半で夏。描かれなかった1年の空白を経て後半でも夏。1年の空白に主人公達の精神面・技術面での成長があり、ここをすっ飛ばされたのはちょっと残念ですが、物語のテンポと舞台設定を保つためには必要だったのだと思います。

主人公・メインヒロインの設定。地を這うことを強いられた二人ですが、最後は翼を求めて大空へと飛び立ち、夢を叶えました。主人公は過去に大怪我をし夢が一度絶たれ・・・メインヒロインの小鳥は下半身不随というハンデを背負いながらも、大空を夢見て飛ぶことを恐れなかった。ドラマの設定でもありそうな【良いお話・泣けるお話】ですが違和感なく描ききるのは難しいものです。小鳥ルートではだれることなく読み進められました。

青春・純愛モノならではのえっちしーん挿入(しーんを入れるって意味ですよ)のタイミング。小鳥ルート、天音ルートは非常に良かったです。天音は天然さんだからこれくらいでよいのだ。えっちしーん自体も力を入れており、おお、エロゲだなと。

そして過去。張られた伏線を回収する天音ルート。ライターさんの力量が見て取れます。

飛岡先生悪い人じゃないやん。

背景やムービーがいちいち丁寧で好印象でした。ここまで力を入れている作品はなかなか無いんじゃないでしょうか。視覚でも楽しませようという意気込みを感じました。

主題歌2曲もゲームの雰囲気とマッチしていて、挿入タイミングがまた素晴らしい。さすが老舗・・・!

 

不満だったのはあげはルートでしょうか。テンポがいちいち悪く同じ展開の繰り返し。あげはに振り回されっぱなし。せっかくの陽気な幼馴染ポジションなのに、簡単にヤラせる過去のしがらみマシマシ少女に思えて仕方がなく・・・。でもあげはが盛り上げてくれようとしているシーンでは「ああ!こんな青春あればなあ!」って羨ましくもなっちゃったり。

全ルート納得がいく作品なんてありませんから、このような評価でしょうか。

夏を、青春を感じたい方はプレイをお勧めします。全年齢版も出ているようですし、えっちしーんいらねえ!見たくねえ!って方にもお勧めできる一作です。


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ミュルミナ

エルフの森のオークさんです。 シミュレーション系やRPG系を好みます。変身ヒロインモノに目がない。抜きゲーや同人ゲーも好みます。

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