それは舞い散る桜のように


サクショの旦那がもう書いてますし、わざわざおねいさんが書くこともないかなぁと思ったのですが。つべ巡りしてたら不意にタイトルムービー見ちゃったんでいろいろ感慨深いなにかを感じてついね。仕方ないね。

■あらすじ

「染井吉野」日本を代表するこの花に囲まれた町、桜坂市。
首都近郊に位置するその街は、春には満開の桜に彩られる。

主人公にとって、もっとも多感な少年時代をすごした、懐かしくも思いで深い街。進学のために戻ってきたこの街に、早くも二度目の春が舞っている。
始まりは平凡。楽しくもつまらない、いつも通りの日常。その何気ない日常に、けれども彼女がいた。そして確かに彼女に気づいた。

大切なもの。抱きしめる温もり。守るべき思い。
彼がそのすべてを手に入れた時、物語は静かに崩れ始める。

それは舞い散る桜のように…。(公式サイト消滅にて、げっちゅ屋より抜粋)

>>>公式消滅のため、げっちゅ屋さんのページ

■シナリオ

物語としての謎やら何やらは未完成ですが、文章として見た場合エロゲでも有数の面白さを持っています。テンポのいい掛け合いとギャグで何度もやったのについ吹き出してしまうことも少なくありませんでした。それだけに、キャラ間でのシナリオ格差と言いますか、力の入り具合があからさまに違ったのが残念。メインヒロインである希望と小町はともかく、つばさシナリオもっと練れたんじゃね?とつい思ってしまいます。今にして思えば、この作品もONEリスペクトだったのかなぁ……。

■キャラクター

原画が原画ですので必ずしも万人に好まれるかと言うとどうかと思うのですが、それでもキャラ造詣は素晴らしい。普通エロゲでは何のために存在するのかわからないことも少なくない主人公の男性友人キャラですら、このゲームでは欠かせない存在であり、また彼らにもボイスが付いていることが嬉しくなってくるほどに主人公とキャラの掛け合いが楽しい。このゲームに限って言えば主人公にもボイス付いてて良かったんじゃないかとさえ思わせます。それだけに男性教師陣の声優被りが惜しい。決して素人ではないのですが……。

■エロ

えーっと、その。うん。頑張ってるんじゃないかな。まあエロ重視するゲームじゃないと言えばないし。一応当時のシナリオ重視ゲーとしては標準以上ではあると思います。

■総評

良くも悪くもキャラクターたちの掛け合いを楽しむゲームだと思います。ですが、その掛け合いが今でも愛されているくらいに素晴らしい。検索でもげっちゅ屋が3~4Pくらいやっと見つかる程度には愛されているってのは素直に褒めていいのではないかと。

なお今まで触れていませんでしたが、おねいさん完全版も続編っぽい立ち位置な何かの「俺たちに(ryもやっておりません。思い出を汚したくない、そんな作品が一つくらいあってもいいんじゃないかと。

今入手してもどうもXPですら完全には動かないって別の問題はあるけど、まあそれはそれな。

 


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豚野郎

ロートルなおねいさん。 北都南氏と野上奈々氏と涼森ちさと氏とダイナマイト亜美氏とやる気がある時の木葉楓氏が出てたときはだいたい買ってた。