ショさんです。
主人公を持ち上げること自体は別に問題ないです。
なんたって主人公様だからな。
でも、限度っていうものがある。そんなことを感じさせてくれる作品です。
■感想
主人公を教祖とした新興宗教をみている。そんな気分にさせてくれる本作。
とりあえず主人公に頼ろう。とりあえず主人公をアゲよう。とりあえず主人公にやらせよう。主人公がやるなら(言うなら)間違いない。
っといった展開が延々と続きます。
って書いてて思ったけどあれだ、個人的な偏見だけど異世界物ってこんな感じだよな。
見所といえば友人のうちの1人が死ぬ(死んでない)シーンくらいでしょうか…
衝撃的で感動的なシーンを書こうとしたんだろうけど、あまりの唐突さに作品中で1番笑ったシーンです。
そんな主人公ですが、実際すごいのかというと…
確かに普通の人より行動力もあり、普通の人よりは家事スキルが高い等スペック自体は高いですが、周りがマンセーするほどすごい人ではないです。
謎の暗殺者設定、特別おもしろくないギャグやパロディ。
都合よく必要な(情報やもの)を主人公に持ってくるキャラクターたち。
主人公をアゲるために行動させられるキャラクターたち。
そんなクソみたいなシナリオが続き、新しいOPが流れて後編がはじまります。
そこからシリアスパートに入りますが、とりあえず主人公に頼ろう。とりあえず主人公をアゲよう。とりあえず主人公にやらせよう。主人公がやるなら(言うなら)間違いない。が繰り返されるだけです。
結局のところ主人公SUGEEEEEEEが加速するだけです。
ストーリーの展開、キャラクターなど全てが主人公をマンセー!するために作られた。そんな世界につかりたいならおすすめです。
ぼくは1週終わったところで限界がきてやめました。むしろ1週やりきったのすごいと思う!
なんだかんだ言いましたがぼくは恋色空模様が嫌いじゃありません。
むしろ好きです。
だって…
特典のテレカがアホみたいな値段で売れたんだもん!