ひょんな事から手に入れた変身能力を欲望充足のために使いまくる主人公が、いっちょ前に恋とかしてみるお話です。
第3作の「へんし~ん!!!」を先に投稿してしまいましたが、今更でも過去作に触れておきます。
一応別作品ですし。
そもそもは、やはり人間以外に変身するという妙チクリンな設定に興味を持って購入しました。
当然バカエロのテイストを期待して。
やってみたら、案の定というか期待通りの内容でした。
胸が大きすぎる(自分基準)のがやや不満ですが、それはわかった上で買ったので不問。
■テキスト・シナリオ・システム
主に無生物に変身した主人公から散々イタズラ(なんて可愛いものじゃないですが)をされていたヒロインですが、ルートに入ってフラグが立つと、海よりも広い心でもって、笑って許してくれます。
惚れた弱みというやつでしょうか。
他にも、主人公が何だか見た目可愛らしいものに変身しているし、相手の反応もわりと大したこと無いのでスルーしてしまいがちですが、通りすがりに見かけた子が可愛いからといって処女を奪っちゃったりしています。
しかも1回こっきりのヤリ捨て。(ヒロイン勢よりも良さそうなキャラがいるので、もったいなかった)
始終そんな展開なので、そういうのが気になる人は避けた方が無難かもしれません。
当然、私は全然気にしませんが。
主人公が無生物状態のHからスタートして、途中で人間に戻ったと思ったら、股間だけはモノに変形させるとか、色々おバカ方面に極まっています。
加えて、某ヒロインでは妊娠ENDとなるわけですが、それの仕込みHまでもが主人公無生物Hだったのは驚きでした。(悪くはない)
システム面ではヘアー&アナルのON・OFF切り替えや、淫語多め・少なめの選択、局部アップの小窓など細かい配慮をしています。
■キャラクター・ビジュアル
恋水月「おっぱいあんまり大きくないから恥ずかしい」
とか言いますが、デカ過ぎです。
どう見ても。
胸に目を瞑れば可愛らしい印象の絵柄です。
お話自体が短いので、それほどCGの枚数が少なくは感じませんでしたが、数えてみると意外と少ないです。
第3作の時も言いましたが、終わった後でギャラリーを見に行くと、軒並み主人公はモノ状態の絵が並んでいるのでシュールです。
バカバカしさを改めて実感できます。いい意味で。
主人公は可変型自走式バイブだと思ってもらって構いません。
■音まわり
当作において、H中の効果音が無いのは非常にもったいない。
抽送音等があれば、例えば主人公がカラオケマイクに変身したシーン等、もっとエロ方面に効果的な演出が出来たのではと思います。
普通のゲームにH効果音が無いのとは、程度が違う残念さでした。
こういうシチュエーション勝負なゲームにこそ、必要な要素なのだとプレイ中に痛感しました。
■満足度
中学生の妄想レベルの発想を、正面から受け止めて作品に昇華したという点で既に素晴らしい作品だと思います。
ノリも軽く、罪悪感を覚え難いように配慮されていると感じました。
強いて言えば、変身しても殆どがただそのまま突っ込んで終わりという捻りの無さが残念でした。
とは言え他にあまり類を見ないジャンルですので、例えば美少女が授業を受けている様子を見て
「嗚呼、自分はなんで椅子じゃないのだろうか」
とか考えた事がある人なんかには是非おススメです。
めたすら
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