ショさんです。
異世界物が話題になってるので異世界ものです。
■あらすじ
主人公「ソゥユート(悠人)」は両親を亡くしたものの幼馴染の「今日子」、「光陰」の支えもあり、「イモウト」と仲良く暮らしていました。
そんなある日不思議な声に導かれ異世界(ファンタズマゴリア)のラキオス国周辺に飛ばされます。
そして、ラキオスのスピリットに連れられ、ラキオスに向かいます。
ラキオスで妹と再会しますが、国王は妹を人質に戦いを強制します。
妹と現実に帰るための戦いがいろいろあって世界を救う戦になっていき…って内容
■システム
本作にはSLGパートが存在します。
結構大味なバランスですが、地味に難易度が高いので脳死プレイをしていると積んでしまう可能性もあるかもです。
SLGになれていればところどころ考える程度でサクサク進むかとおもいます。
個人的には戦略パート含めて楽しみましたが、シナリオ自体も長いのでゲームパートが苦痛だとかなりつらいです。
■シナリオ
おもな流れとして現代(プロローグ)→戦争編→エターナル編と大きく3部構成となっています。
それぞれは分かりやすくするためにぼくが即興でつけただけなので細かいことはきにすんあ!
・現代編
とりあえず言えるのは長い!
異世界に行ってからの落差の演出や本編全体の長さからいえばこんなものかもしれないけど、1週目は本編がこんな長いなんて知らないですし・・・
・戦争編
異世界へいっても日本語が通じる・不思議な力で会話が出来るなどというイージーモードじゃない!
異世界の人がしゃべる言葉(聖ヨト語)は会話ウィンドウ内も異世界の言語(カタカナだったきがする!)で書かれ、キャラクターボイスも聖ヨト語と徹底されています。
そのため、プレイヤー自身もキャラクター同様に何言ってるんだこいつら・・・ってなります。
ソゥユートが異世界の言語を覚えていくにつれ、ボイスなどが日本語に変わっていくという演出はすごくよかったです。
普通に考えて異世界で日本語が通じるわけねぇよな!
異世界の人にはスピリットと共に差別されたり、他国との戦いに送られる状況なので微妙に暗い雰囲気があります。
理解のある新たな王に変わってやっと待遇がマシになるかと思ったところでマロリガン戦(光陰達との戦い)がはじまったりときつい展開が続きます。
最期の帝国を倒して統一だ!っというところで黒幕であるコアラなどが出てきて戦いは新しいステージに・・!
レスティーナがゆーのーだから最初の国王殺さないほうがいろいろとらくちんだったのでは…ともおもう
・エターナル編
エターナルという上位存在になるデメリットの苦悩と世界を救うためにエターナルになるという決断・イモウトとの別れなどすごくいい展開なのにCG面(特に妹)が足を引っ張っているのが残念でした。
ここから設定的にも一気にインフレしますが、敵も相応にインフレを起こし最期まで一気に盛り上がっていきます。
ソゥユートの熱い叫びもここからきけるよ!
・まとめ
異世界の設定等、しっかりと考えてあってとてもおもしろいです。
ほめてばかりですが、全体的に長いので若干だれてしまいます。
レスティーナの即位、マロリガンでの別れ、エターナル後の展開と盛り返すところは多数ありますがやっぱり長い。
■CG
全体的に男キャラはいい味を出してるとは思いますが、女の子がなんというか・・・うん、個性的やな。
気になる人にはきついと思います。
■まとめ
遊べるゲームが好きで異世界物が好きな人にはハマると思います。
ただし、異世界物でも俺TUEEEEEEが好きな人には合わないかと思います。
主人公自体はチートみたいな強さがありますが、環境がいろいろと厳しいので・・・
こんないい設定でおもしろいシナリオだったのに次回作の「なるかな」はどうしてあぁなった。
それでも!それでも!ライターの人が同人で出してる設定資料集的なのも買ってるし3作目のユーフォリアには期待してるんだからねっ!