かみぱに!


今では押しも押されもしないメジャーメーカーの風格となったClochetteさんの第1作目にして、「かみぱに!」というタイトル通り、今後も続く神様系ライン(もう片方は御敷仁氏が原画を担当する魔法系ライン)の始まり。
「ゼロの使い魔」のヤマグチノボル氏がシナリオのみならず企画原案も務めた珍しい作品。
個人的には、この頃のシンタロー氏の絵のバランスと、萌えの度合いの方が好みです。

 

■テキスト・シナリオ
個別に入っても他のヒロインキャラがきちんと話に絡んでくるので、キャラの魅力が該当キャラルート以外でも深まって行くのが好印象。
サブキャラの中では、物語後半に進むにつれてイチロー(犬)が良キャラ化していくのが面白い。
逆に、道満寺は何のためにいたのか、いまいちわからなかった。
正直、見た目女のおかまキャラが出したかっただけな気がして、ちょっと微妙。
メインどころでは乃々香シナリオの瑞希が一番かわいいし、古依が一番神様っぽく表現できています。
ゲームとしてはキャラゲ・萌えゲのジャンル(だと思う)なので、どれだけヒロインを魅力的に見せるかという点に注力してくれれば、こちらはそれが目当てなので、あとは目を瞑れます。
そば屋に行っておいてボルシチに期待しないのと同じ事です。

■ビジュアル
キャラはどれもかわいいという安定のしんたろー絵です。
それに加えて、可愛らしさやバリエーションの面で、下着に気を配っているのがとても良い。
萌え系純愛系で当時からこれだけ意識してくれている所は珍しかったというか、それから10年近く経ってもヒロインに常に同じ下着を身に着けさせているゲームが少なく無いので、評価に値すると思います。
演出面では、アイキャッチの絵は版権絵を流用しているのですが、やはりそもそもの質が凄く良いので見栄えもよいですね。

■音まわり
声の人達は安定の布陣。
問題があるとすると、色んな作品で同じ声を聞きすぎているという事くらいでしょうか。
そんな事は、やってる内にすぐ忘れますけどね。
EDは曲自体は良いものの、作品の雰囲気を考えるともう少しやりようがあったのではないかと思います。
OPムービーは、(まともな)3D素材を使用したもののハシリみたいなタイミングだった気がします。

■満足度
神様モチーフ自体がわりと好みなので、何となしに購入したブランド1作目。
これが思いのほか当たりだったので、この後全て買い続けていたら、「カミカゼ」で大ブレイク。
支持者としては有りがたいの一言です。
カワイイキャラとの日常が楽しみたい、あまりクドくない萌えゲがやりたいという人にはお勧めです。


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めたすら

季節ゲー、田舎ゲー、雰囲気ゲーが好物。バカゲーは別腹。 無気力主人公は苦手。 予約購入したエロゲを写真で残す奇癖有り。(Twitterのモーメント参照)

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