ショさんです。
扉のむこうはと同じ系列のメーカーの作品といえば後は察してくれると思います。
本作も扉のむこうはと同様、ハイレベルなCG、テキストがあなたをお迎えします。
■あらすじ
山奥で車の運転の練習をしていた主人公。その車が大破してしまったために、夜空を見ながらオナニーをしていると星の一つが地上に落下。
墜落現場に駆けつけてみると落ちていたのは隕石ではなく宇宙船。その中から一人の少女が現れる。
その宇宙人の少女、むんむん星の皇女である「パム」が言うには主人公のオナニーにより発生したエネルギーに影響されて墜落したとのことで、責任を取るため主人公はパムを母星に帰すべく宇宙船のエネルギーを集めることとなる。
しかし、そのエネルギーというのは「イクイクパワー」なる人と人とがエッチした時に発生するエネルギーのことだった。このため主人公はイクイクパワーを採取するために女の子をナンパしてはエッチを繰り返すこととなる。
(wikiから)
■感想
さまざまなエロゲーが出ていますが、本作もエロゲの歴史に残る1本かと思います。
前回紹介した「扉のむこうは」は同じ年に「Air」、「月姫」等未だにファンがいる名作と同年に発売されましたが、本作は同様に「ONE」「WHITE ALBUM」等の名作が発売しています。
本作が上記の名作同様未だに名前が残っているっという点で考えればすごさがわかると思います。決していい意味ではないけれど・・・
ここからは感想じゃないくなるゾ
なぜ、本作含めてドールハウスの作品は伝説を残したのか。
それは常人には思い浮かばない、もしくは思い浮かんでも作品として残そうと思えないものを商業作品で発表したという点でしょうか…
そこで、本作の知名度を爆上げする要因となる公式ページに存在したパムのひみつツアーを見ていこう。
これらは商業作品の商品紹介ページに載っていたという点をお忘れなく。
■図説・パムのひみつ
むんむん星の技術力の高さがお分かりでしょうか。
これらは現在の地球でも存在しない高度な技術です。
■むんむん星の位置
そもそも必要なのかどうかは別としてもっと分かりやすいものはなかったのか・・・
■むんむん星の構造
むんむん星は青かった・・・
■むんむん世界地図
せーし列島、ぬれぬれ海・・・中学生のぼくが考えた世界地図かよっ!
■王都むんむん七皇女
こんな設定普通は考えても発表しない。黒歴史というレベルじゃない代物です。
■DOLLHOUSEについて
メーカーは純粋に作品に向かい合い、作品を作りあげたうえで出来上がったのがこれらの作品です。
超空間のような手を抜きすぎて有名になった超空間ゲーとは違います。
パムのひみつツアーを見て分かるようにしっかりと設定も練った上でこれらの作品を制作しているのです!
社長が原画・作品の企画などを手がけていて作品を作る情熱は本物でしょう。
問題はその社長が天才過ぎて凡人には理解できない。
凡人からするとレベルが高すぎたという点です。
時代が追いついていなかった・・・ただそれだけなのです。
■さいごに
ぐぐったらアーカイブを発見したので、
アーカイブにのこっているうちにこちらを見ておくのもおすすめします。