何か田舎ゲームのレビュー書く流れになってましたが、特に思い当たるものなかったのでスルーせざるを得なかった。
どうも、豚野郎です。今回はちょっとは有名かもしれない蠅声の王です。
■あらすじ
OPS(超常現象事務局)の新米ハンター、
アインは師であるリゼイルと共に吸血鬼がいると目されるとある廃村へ潜入した。
そこはかつて、吸血鬼のコロニーとして機能していたとされるコード593、南米地区第三無名都市。
巨大な軌道エレベータの基底部が遺された、赤道直下の忘れ去られた村。
そこでアインは一人の男と出遇う。
寸尺の45口径銃 “悪機(あくき)” 、
そして日本刀 “八咫(やあた)” を持ち吸血鬼を狩る、
農林水産省消費・安全局衛生管理課 特殊防疫対策班、通称“スプークハウス”の眠れぬハンター。エス。
果たして、君は彼らの往く手を導き、吸血鬼を討ち滅ぼすことができるのか。
ダイスを振り、パラグラフ(選択肢)を縦横に移動して読み進むLOSTSCRIPT、
デジタライズド・ゲームブック第一弾(製品紹介より抜粋)
■システム
まず大事なこととして、このゲームのジャンルであるデジタライズドゲームブック、これね。
ゲームブックに何かしらの思い入れがある、そんな人間じゃないと多分唯の手間がかかるゲームにしかなりえないということです。
ゲームブックですのでルールはありますが、ズルもイカサマもやり放題ですので難易度はそういう意味では低め。
なおまっとうにやると結構難しいというか、運が絡んできます。かなり。
■テキスト・シナリオ
老舗エロゲーマーなら大槻さんの名前を無視はできんだろうよ……。
まあそういうわけでクセ強いのは否めませんが、あらすじ読んで面白そうと思った人なら充分楽しめます。
陵辱的要素があるのはいいとしてホモエロもあったりしますが、まあそれはそれね。
■ビジュアル
ゲンガーのvanila氏の絵はクセ強い(ついでに塗りもクセ強い)のですが、続編以降どんどんライトになっていって個性なくなっていったのを考えると良し悪しかなぁと考えます。おねいさんはこのソフトの時の絵と塗りが一番好みかなぁ。
■総評
最初に書いた通り、ゲームブックというジャンルを楽しめるか否かが鍵だと思います。
地味にBGMもいい仕事してるのでおねいさんオススメ。
本来なら体験版でもやってみて欲しいのですが、公式サイトが廃墟になっておるしなぁ……