あかときっ!と言えば、気に留める動機の殆どは脱衣システムでしょう。
その点、裏切る事は有りません。
始めてしばらくは夢中になれる事請け合い。
システム的に遊べるゲームを作る数少ないブランドですので、応援の意味を込めて。
■システム・テキスト・シナリオ
脱衣バトルは楽しかった。
脱衣を気にしなければ、すぐに終わる難易度ですが、序盤は特に1つのバトルにやたら時間をかけてしまう可能性が高いです。
あと、敵を脱がすのはまだ楽ですが、味方を脱がすのが非常に難儀でしたね。
戦闘前セーブ必須。
会話パートは上手くないです。
多人数で喋っている時のはそれほどではないけれど、個別に入ってからのヒロインとの1対1トークは残念な限り。
主人公の切り返しやリアクションなんかが特に、やり取りがわざとらしすぎてライターさんに言わされてる感が有々で寒々しい。
次回予告は、わりと練られていて良かったと思います。
シナリオも残念。
個別に入ると進めば進む程どうでも良くなってゆく。
主人公が愛と友情の力で土壇場超パワーアップ。敵粉砕。やったね。みたいな。
これを早いうちからやってしまうと、ピンチっぽい展開になっても「どうせスーパーパワー炸裂なんでしょ」みたいに思えて緊張感が無くなってしまいます。
で、より緊張させようとしてピンチを演出して…という負のスパイラル。
・爽夏ルート
これ、真優ルートでいいんじゃないかな。
真優かわいいよ、真優。
真悠人にはもったいないからやらん。と言いたくなるくらいに。
・グランドルート(凛子ルート)
怒涛の説明台詞。
RPGで「ここは◯◯の街だよ」とか言うNPCのように不自然な会話の応酬。
そして、最後の決め台詞は合わせて欲しい。
■キャラクター
キラキラリリィもヤサグレリリィもデレデレリリィもどれもかわいい。
ただ、作中でもヘテロクロミアについて一切触れないのであれば必要なかったのでは。
■音まわり
登場した瞬間に思った。
773号の声カワイイ。
BGMは、やや自己主張が強めではあるけれど、コミカル方面が特に良い出来。
OPは曲自体はいい。
EDはもう少し力を入れてもバチ当たらないと思います。
■満足度
売りは、システムの一点突破。
自分としては、それだけでも買う価値があったと思っています。
ただ、お話重視の人にはおすすめできません。
めたすら
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