電車内でなう。


まず注意しておかなくてはならない事があります。
本作が痴漢ゲーでは無いという事です。
実際タイトルを見ても公式を見ても、”痴漢師”や”痴漢勝負”とは言っていても、どこにも「痴漢ゲーです」とは書いていません。
これはメーカーが敢えて騙しているのか、はたまたメーカー的にはこれが痴漢ゲーなのか。
騙されたと感じている側としては、どちらなのかによって印象は変わるのでしょうが、自分としてはどちらでも問題無いので気にしていません。

(本編内会話抜粋)
環「やけにご機嫌だな、歩美。なにかいいことでもあったのか?」
歩美「あ、うん……あのね、朝、わたし、また痴漢に遭っちゃったの」

■テキスト・システム
既述のとおり痴漢ゲーではないため、堕とす的な展開は無く、電車の中というシチュエーションなだけで殆どが和姦であり、相手に要求されて行うシーンすら有るミラクル。
痴漢行為ではなく痴漢プレイを楽しむものと思っていただければ、問題無いどころか非常に楽しめる事でしょう。
時には、プレイの最中に相手の人生相談に乗ってしまう事もあるという、なんとも面倒見の良い主人公。
その主人公様はというと、神業と言える程のテク(武道的な何かという位置付け)を持ち、しかも超絶イケメンなため顔バレがむしろ好都合。
そんなスペックなので、ストーリーの軸となる組織同士の抗争も、先が見えていて緊張感は保てません。
それよりも、敵役の奇天烈なキャラクター(男ども)に主眼が置かれている内容となっています。
濃い目のビジュアルな男キャラが画面にいるのが許せないタイプの方は、回避推奨。
そういったバカエロモノとして見ると、十分に楽しめる内容であると評価できます。

■キャラクター
キャラクターはどれもカワイイです。
それぞれ微妙にこじらせているものの、嫌な感じがする子はいませんでした。
通りすがりにヤられる(とはいえ複数回出番がある)サブヒロインも魅力的。
特に海月は印象に残っています。
メインでは誰かと考えると、チョロカワイイ(チョロくてカワイイ)系の環。

■ビジュアル
絵柄は全体的に濃い目なテイストで肉感的でありつつ可愛らしく見える造形で、端的に言うとエロい。
クオリティも安定していて、安心できる。
ただ、塗りとも関わりますが、影の切り方がパッキリとしていて苦手という人もいるかもしれませんね。
全体的に汁気も多く、表現的にも好印象。
液体のみならず塗りは概ね丁寧。

不満点というと、下着が変わらない事。
各キャラごとにずっと同じ下着を履き続けている。
そんな馬鹿な。
絵が別シーンでの同じものの使い回しも有るので、せめて下着を変える事で以前とは別のシーンであると示したりする事もできたのではないでしょうか。
色々理屈をこねましたが、自分が単に下着のバリエーションが欲しいというだけです。
特典パッチとかではなくて。

■音まわり
声に引っかかる部分は無く、皆さんマッチしておりました。
特筆すべきは、シチュエーションの関係上、声をこらえるシーンが多い事。
そういったものがお好きな紳士には、たまらないのではないでしょうか。
自分もかなり……。えぇ、はい……。
これは、いいものですね。

OPムービーや歌モノは無く、敵のおっさん達の登場シーンのちょいムービーがあるだけ。
他社さん等では、この手のゲームに限って妙にカッコイイ系のテーマソングが付いていたりしるだけに、この点は残念。

■満足度
純愛系ゲームのヒロインが、全員痴漢プレイOK(人によっては推奨)だったら。
みたいなゲームですので、個人的には非常に嬉しい誤算でした。
絵もカワイイかつイヤラシイ造形で、とても好ましいものでした。
その出来の良さがあるだけに、何故わざと誤解をさせるような販売方法をとったのかが不思議でなりません。


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めたすら

季節ゲー、田舎ゲー、雰囲気ゲーが好物。バカゲーは別腹。 無気力主人公は苦手。 予約購入したエロゲを写真で残す奇癖有り。(Twitterのモーメント参照)

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