しすたー・すきーむ ~お姉ちゃんとのシかたについて~


ブラコン姉とシスコン弟が、脅迫者に大義名分を与えてもらって好き放題近親相姦に励むお話。
OHPトップには「登場人物に血縁関係はありません」と書かれていますが、作中では「義(姉・弟)」の文字は登場せず、しきりに「姉弟なのに……」や「いけないこと……」と言っているので、血縁であると脳内で処理するのは容易です。

■テキスト・システム
物語的なものは殆どありませんし、脅迫者も最初からバレバレなので、犯人探し等の謎解き要素を期待してはいけません。

Hシーンで、万里音との時よりも勇美との時の方が変態っぽい主人公に笑ってしまいました。
元々好きだったという想いがあるせいなのか、それとも製作側が本筋(万里音)では出来なかった要素を補完するためにしてるのか。
どちらにしても勇美のリアクションが素敵だったので、良い傾向でした。

フィクションに対してこう言うのもなんなんですが、校内での接吻・抱擁禁止で違反したら停学って厳し過ぎでは。
手を繋いでるだけで注意とか、昭和初期まででしょう。
私の母校には風紀委員なんてものも存在しませんでしたし、校則自体が存在しない(有名無実化しているというわけではなく、実際に『校則』が無かった)学校だったのでピンと来ませんが、もしかしたら他では普通の事なのでしょうか。

パッチを当てた上でクリアすると、全てのCGや回想(Hシーンでは無い1つは例外)が開くようになってます。
回想モードで、好きなシーンを繋げて連続再生したりできるので、なんだか面白い。
ただスキップが凄く遅い。

■キャラクター
弟に甘える事に人生賭けている姉の安城万里音と、鬼風紀なのに主人公に惚れちゃってどうしましょうな風紀委員長の日下勇美の二人がヒロインです。
ただし、登場比率やCG枚数は4:1くらいで、タイトルにもあるように姉メイン。
お姉さんは、やや胸が大きすぎる(自分基準)のが気になるものの、積極的にアプローチして来たり拗ねてみたりと可愛らしく、年上から甘えられたがりにはたまらないのではないでしょうか。
委員長は、万里音と自分の胸の大きさを比べて気にしている風な態度で、弱気になる様子も非常に良いです。
某眼鏡のジャーナリズムに関する主張の件はやや気に入りませんでしたが、あのキャラ自体が嫌いなタイプなので、「あー、ムカつくのが何か言ってるよー」くらいのトーンで、むしろスルーしやすかったです。
ヒロインが2人と少ないので、そこは残念。

■ビジュアル
絵は流石のINO絵。とても綺麗でした。
立ち絵の服装バリエーションが妙に多く、終了後に一覧を見て驚きました。
イベント絵は、一部を除いて背景とキャラを別に描いて、シーンごとにはめ込む体裁を取っているのですが、このシステム上仕方が無い気もするし、枚数も少ないわけではなく(物語の長さの割にはむしろ多目?)全然気にならなかったので、減点無し。
因みに勇美は、一枚絵よりも立ち絵の方が可愛らしく見えました。

■サウンド&ヴォイス
抽送音 あるにはあるけど 音が変(字余り)
録音場所がトイレやお風呂のような狭い個室らしく、音が篭っていて破裂音っぽく聞こえるので微妙。
発射音は銃声ライクで、最初に鳴った時は思わず苦笑してしまった程の残念な完成度。
それでも無いよりは良いのでプラス要素。
ヒロイン二人の声はベストマッチ。
OPテーマソングやEDテーマソングといった歌モノが無く、ムービーも無いのは残念。

■満足度
脇キャラも殆どおらず、ヒロイン(特にダダ甘な姉)とひたすらいちゃいちゃするオーラは、バンバン感じました。
シナリオというか話の筋は完全に無視して、ヒロインズとのやりとりを満喫するだけで元が取れるでしょう。
脅迫条件クリアの際は、わざとギリギリできるかどうかの選択肢を狙って選ぶと、やる内容と相方の態度から来るドキドキ感から、よりいっそう楽しめるのではないでしょうか。
「恥ずかしがるヒロイン」が好きな人からすると、たまらない空気なゲームでした。


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めたすら

季節ゲー、田舎ゲー、雰囲気ゲーが好物。バカゲーは別腹。 無気力主人公は苦手。 予約購入したエロゲを写真で残す奇癖有り。(Twitterのモーメント参照)

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