夏少女


夏にだけ会う女の子の成長を見守って行く……つもりがいつの間にか恋仲になっちゃうお話。
ここまで季節というものに重きを置いたものは、なかなか見ない。
一見して野暮ったいというか垢抜けないタイトル「夏少女」ですが、プレイ後にはこれ以外のタイトルは有り得ないと思えました。
自分が季節モノ(夏に限らず)を好むようになった原点は、このゲームな気がします。

■テキスト・システム
夏だけを3年間体験する形になるので、各年の合間にエンディングに繋がる幕間のようなものが挟まれるのが良かった。
主人公が好かれて行く過程がわかりやすく、性格的にも納得できるのが好印象。
「なんでこいつが好かれるの?」みたいなゲームも少なくない中、貴重な存在です。。
お話自体は、何か大きな事件が起きるわけでもなく、ヒロインに重大な秘密が隠されているわけでもないので、非常に穏やかに進んでそのまま終わります。
キャラクターもその枠からはみ出る事無く、優しい世界の一員として役目を全うしています。
ハラハラしたり心を痛めたりといった事は全く無いので、苦手な人は苦手だと思います。
自分は日常物が好きなので、上手くハマりました。

■主人公
いいひと

■ビジュアル
見ればわかると思いますが、全体的に幼い感じなので、好みは分かれるかと。
個人的には可愛いければ良いので、あとは作品の雰囲気との合致次第なのですが、これに限れば満点。
強いて言えば、明希の立ち絵で首がめり込んで見えるのが気になりましたが、その程度ですね。
背景は徹底して夏。
田舎の夏。
雰囲気ゲーで背景は大切ですね。

■満足度
夏ですね。
田舎の夏ですね。
いいですね。
これだけで終わってもいいんじゃないかと思うくらい、雰囲気を満喫しました。
エンディングも綺麗にまとめられて、すっきり終われました。
季節ものというと、「ひと夏の……」とかいうように1シーズンで収められがちなところを、3年分見れるのがより良かった。
より季節を、「夏」を感じる事ができました。
堪能した。


The following two tabs change content below.

めたすら

季節ゲー、田舎ゲー、雰囲気ゲーが好物。バカゲーは別腹。 無気力主人公は苦手。 予約購入したエロゲを写真で残す奇癖有り。(Twitterのモーメント参照)

最新記事 by めたすら (全て見る)